開発ストーリー
整える
という生き方
「何者かにならなければ」と思い続けていた私が、初めて“自分の心”と向き合ったのは、インドでセッションを受けたときでした。 何も解決していないのに、なぜか前向きになれる… そんな感覚を初めて知った瞬間でした。 その後、クライアントとしての経験を経て、今度は“整え手”としての道へ。「聞くこと」「寄り添うこと」「気づきを促すこと」の奥深さと難しさを実感しながら、学びと実践を積み重ねてきました。
マイングッドメソッドの原点

インド滞在中に訪れたアーユルヴェーダ施設では、「整える」という思想が、ただの技法ではなく暮らしそのものであることを体感しました。心と身体は切り離せない。自然のリズムに身をゆだね、手で触れ、対話しなが整えていく。
その一つひとつが、自分を取り戻す行為だと気づかされたのです。この体験は、現在のマイングッドメソッドを形づくるうえで、大きなインスピレーションとなりました。
数週間にわたるアーユルヴェーダ施設でのプログラムは、体質をリセットする“人間ドック”のようなもの。コロナ禍以前までは、定期的に現地に向かい、この体験を取り入れていました。
インドで出会った「整える」という思想

インドでは「心」だけでなく、「肉体を整えること」そのものが、心を整える第一歩として非常に大切にされています。
実際、医師自らがヨガを指導する場面も多く、「病気になったら薬よりもまずヨガをしなさい」と言われるほど。
これは、身体と心を“別物”として扱わない東洋的な一体感の表れでもあります。
私自身も、日本でヨガを学んでいた時期がありましたが、本場インドのアーユルヴェーダ施設で体験した「アイアンガーヨガ」との出会いは、まさに衝撃的でした。単なるポーズの正確さだけでなく、心の内側に向き合う静けさ、整えていく過程そのものが“生き方”に通じるような深さを感じたのです。
この体験が、私の中で「整える」というテーマをより根源的なものとして捉え直すきっかけになりました。それは、「不調を改善するための手段」ではなく、“整えて生きる”という姿勢そのものへの気づきでもありました。インドでの出会いは、今の私の在り方に、確かな土台を与えてくれています。
“整える”とは、感じる力を取り戻すこと

日本では「思考中心」の日常が当たり前になっていますが、
インドでの体験を通して私が出会ったのは、“感じること”を何よりも大切にするまったく違う価値観の暮らしでした。
頭で考えるのではなく、心と体の“今ここ”を感じること。
この原点に立ち返ることで、セッションの中でも思いがけない深い変化が生まれることを、私は何度も体験してきました。
私自身、ヨガ歴15年。
毎朝、呼吸に意識を向け、身体に刺激を入れることが日課です。近年は水泳も取り入れて、遊ぶように整えるスタイルと体調管理を習慣化しています。
肉体が整えば、心も自然と整っていく。
このシンプルで確かな体感こそが、私のメソッドの軸にもなっています
整った“わたし”が、誰かの希望になる

セッションを重ねる中で見えてきたのは、“心のクセ”や“思い込み”が、日常の選択や感情のパターンに深く影響しているという事実でした。
「整うこと=本来の自分に還ること」
この気づきを中心に据え、言語化・可視化・実践方法として体系化していったのが、現在のマイングッドメソッドです。
また、あるとき私はこう確信しました。
「クライアントの変化は、講師自身の“在り方”で決まる」
そこからは、セッション技術の習得だけでなく、“自分自身の在り方”と深く向き合いながら、実践を続けています。
“整える”とは、感じる力を取り戻すこと

クライアントに寄り添う上で、何より大切なのは――“整ったわたし”で在ること。知識やスキルでは届かない「本音」には、
こちら側の在り方が映し出されると、私は感じています。
だからこそ、“癒す側”にも癒される場が必要です。
整った関わりは、整った関係を生み、
その先に、変化の土壌が育ちます。
現在は、カウンセラー・コーチ・セラピストの方へ、
「整える力」を育むサポートを行っています。
「変わらない」のではなく、“まだ変化が起きる準備が整っていない”のかもしれません。そんな視点を、共に深めていきたいのです。
自分を整えることは、誰かの変化を支える力にもなる。
私自身も、学び続けるひとりとして、
日々、対話の中で在り方を磨いています。
実は、私の原点は “髪を整える” ことから始まりました

はじめまして、開発者のトニイタテシタです

私のこれまでの歩み、そして「心を整える」という独自のメソッドが生まれるまでの、山あり谷ありの物語を、全10話のコラムとして綴りました。
私の原点は、15年以上向き合ってきた「髪」の世界にあります。 「髪を整えること」が、なぜ「心を整えること」に繋がっていったのか。その探求の軌跡を、ぜひ第一話からご覧ください。