【第6話】“思い込み”の正体に気づくということ
今回は、これまで集めてきた「違和感の記録」から、
いよいよ“思い込み”の正体に迫っていきます。
■そもそも「思い込み」とは?
思い込みとは——
言い換えれば、“自分では気づいていないルール”のようなものです。
例えば、
・「ちゃんとしていないといけない」
・「人に迷惑をかけてはいけない」
・「私は役に立たなければならない」
こういった“無意識の前提”が、心の奥に潜んでいることが多いのです。
■そのルールが破られると、心が反応する
たとえば、あなたの中に
「人に迷惑をかけてはいけない」という思い込みがあったとします。
すると、他人が少しでもルーズな行動をしたり、
誰かの遅刻、甘え、ずるさ、マナー違反に対して——
なぜか、必要以上にモヤッとしたり、イライラしたりする。
それは、「その人の行動」ではなく、
自分の中の“ルール違反”に、心が反応している のです。
■だからこそ、“反応”は自分だけのもの
同じ出来事を見ても、何も感じない人もいれば、
強く心が動く人もいる。
それは、「感じ方」が人によって違うからです。
つまり、あなたが何かに“強く反応する”ときこそ——
そこには、あなた特有の「思い込み」が潜んでいる可能性が高いということ。
■「なぜあんなにイラッとしたのか?」の裏側
「え?こんなことで怒る?」
「自分でも、なんでモヤッとしたのか分からない…」
そんなときは、
心の奥に“自分でも気づいていないルール”があるサインです。
そのルール(思い込み)を明らかにすることで、
あなた自身の“心のクセ”が少しずつ浮かび上がってきます。
■だから、“違和感”は、最高の先生
人は、自分のことをいちばん知っているようで、
実は、自分のことがいちばん見えていません。
でも——
心が動いた瞬間こそ、あなたを知る最大のチャンス。
その“違和感”の奥に眠る、思い込みという名の“心の地図”。
それを一緒に見つけていきましょう。

