コラム

伝えたいこと
たくさんあります

  1. HOME
  2. コラム
  3. 【第5話】違和感を“集める”という視点

【第5話】違和感を“集める”という視点

前回は、「ネガティブな感情は心の警告ランプ」という視点でお話ししました。
今回は、日常で感じた“違和感”をどう扱うのか、具体的な実践に入っていきます。

■違和感は、掘り出された“原石”

感情が動いたとき。
特に、不快・モヤモヤ・イライラしたとき。

それは、あなたの「心のクセ」が顔を出した瞬間です。
つまり、“その人だけが持っている”無意識の反応が現れた、大切なヒントなんです。

こうした違和感の瞬間は、まるで宝石が埋まっている場所を知らせる「光る印」のようなもの。

でも、それを「ただのイヤな気分」で終わらせてしまっては、もったいない。

■このメソッドのスタートは、「収集」です

いまからお願いしたいのは、
まずは 「記録すること」だけ に意識を向けること。

・なぜこう感じたのか
・どうしてイライラしたのか
・何がきっかけだったのか

そういった分析や解釈は一切しなくてOKです。

ただ、「あ、いまイラっとしたな」
「ちょっとモヤッとした」

この感情の瞬間だけを、淡々と集めていきましょう。



■例えるなら、“日常トラッキング”

これは、セッションの前に必ず必要な“下ごしらえ”のようなもの。

料理でいえば、冷蔵庫に何が入っているかを確認する作業。
片づけでいえば、「要る・要らない」を判断する前に、いったん全部出してみる作業。

あなたの“日常”という宝箱を、いったん開けてみる。
それが、すべてのはじまりになります。

■感情のメモは「宝の地図」になる

こうして集めた“違和感の記録”は、やがて1本の線になります。

・なぜか、時間を奪われることに敏感
・どうしても、人からの評価が気になってしまう
・誰かに頼るのが、なぜか怖い

最初はバラバラだった“点”が、ある日つながって、“線”になります。
それが、「あなたの心のクセ」という名の地図です。

■記録に正解はありません

・紙に書く
・スマホのメモに残す
・自分だけの「心のクセノート」を作る

やり方は何でも大丈夫。
大切なのは、
「評価しない」
「振り返らない」
「ただ書き留める」
こと。

🌱次回予告:

関連コラム

マイングッドテーマ曲
トニイ タテシタ プロフィール

トニイ タテシタ Tonii Tateshita

株式会社Naturalic 代表取締役
1968年埼玉県出身  メーカー勤務など様々な職種を経験後独立。

ヘアケア事業を15年以上運営し、これまでに3,000人以上のお客様の髪と向き合ってきました。その中で私は、「髪の思い込み」を手放すと、心まで軽くなる…。そんな髪と心の深いつながりに何度も出会ってきました。
心理学・コーチングを10年以上学ぶ中で、現場では理論だけでは届かない壁にぶつかり、日常に寄り添う独自の「整えるメソッド」を開発。クライアントの“違和感”に光をあてながら、現場で実践と改善を重ね、少しずつ体系化してきました。

今はこの“生きた知恵”を、支援に限界を感じている先生業の方々へ提供。まずは「自分を整える」ことから始める本質的なアプローチを、やさしく、具体的にサポートしています。