教室・サロン
ピアノ講師
40代女性
生徒のためだと思ったら、一番救われたのは、私(講師)の心でした…
- どんなことで悩んでいましたか?
- 長年、ピアノを教えることに、誇りと喜びを感じていました。しかし、いつからか、「ミスは許されない」というピアノの世界の常識に、私自身が、そして生徒たちも、縛られるようになっていたんです。
発表会が近づくと、教室の空気はピリピリと張り詰め、子供たちの指が、鍵盤の上でこわばっているのが分かるんです。「もっと楽しんで弾いてほしい」と願いながらも、つい「そこ、音が違う!」と、小さなミスを指摘してしまう。
そんな、「楽しい時間」であるはずのレッスンが、お互いにとって「緊張の時間」になっていることに、ずっと違和感を感じていました。
でも、この状況は指導者として「当たり前」のことだと思い込もうとしていたんです。実は、それこそが、私の「心のクセ」でした。 - 今の状況を教えてください
- メソッドを学び、生徒のミスを、単なる「間違い」ではなく、「その子の、心のクセの現れかもしれない」という、全く新しい視点で見られるようになりました。講師の状態が整ったことで、生徒への声かけが、根本的に変わり、教室全体の雰囲気が、驚くほど明るく、穏やかになりました。
何より、指導者である自分自身の精神的な負担が、劇的に軽くなったことが最大の収穫。さらに、保護者から「その心の指導法を、ぜひ教えてほしい」と頼まれ、ピアノレッスンとは別に、「心を整えるセッション」という、新しい収入の柱までができたんです。(まさかのホクホクです!) - どんな人に、このメソッドをおすすめしたいですか?
- 私と同じように、音楽、スポーツ、勉強など、何か「技術」を教える立場にいる、すべての先生におすすめしたいです。
私たちは、つい生徒の「できないこと」に目を向け、それを「正してあげる」のが仕事だと思い込みがちです。でも、その子の“できない”の裏には、必ず、その子だけの「心のクセ」が隠れています。
技術の前に、まず心を整える。その視点を持つだけで、あなたのレッスンは、もっと創造的で、もっと喜びに満ちたものになるはずです。 - 最後に「トニイ」はどんな人でしたか?
- トニイさんは、指揮者のような方でした。
私が奏でる、チグハグで、不協和音だらけの悩み(言葉)を、ただ静かに聴いてくださる。
そして、「あなたの本当のメロディは、ここにあるんじゃないですか?」と、一音だけ、そっと示してくれる。
無理やり「正しい演奏」をさせるのではなく、私自身が、自分のメロディに気づき、奏で始めるのを、ただ信頼して待っていてくれる。そんな、深く、静かな安心感を与えてくれる方でした。 - *ご本人のプライバシー保護のため、写真はご本人とは異なるイメージ写真で、その貴重な体験談をご紹介させていただきます。