40歳すぎの家出ならぬ“家戻り”の話
<<<トニイストーリー【番外編vol.1】>>>
*トニイ40歳すぎ頃のどん底期@@tonii
*トニイのどん底期の話を公開しますw
w
*この出来事は自分の人生にとって大きな転機となった、ちょっと面白くて、ちょっと泣ける話、かも…
地方で暮らしていた当時、家族を失い、住む場所もなくし、
「これから自分は、どう生きていけばいいんだろう…」
そんな状況の中、
ほとんど連絡をとっていなかった両親から一本の電話が![]()
「埼玉へ、戻ってきたらどうだ?」と。
正直、その一言に救われたような気がしました。
もう、生きていく気力も残っていなかったし…
20年住んだ地をあとにして、生まれ故郷・埼玉の実家へと向かいました![]()
大学卒業とともに、
「もう二度とこの家には戻らない!」って、若い頃は心に決めて実家を出ました![]()
その理由は、何を隠そう—
“厳格な父”が、とにかく苦手だったから..
実家に戻ってきた当初の3ヶ月は今だから告白すると、
近所のおばちゃん達に「今回は長いのねぇ〜」(まだ居るの?)と声をかけられるのがイヤで(笑)
日中は家の中にこもり、夕方以降にこっそり外に出る、という謎の「引きこもり生活」。(実家に戻ったことある人はあるある⁈w)
「俺、40過ぎて何やってんだろ…もう人生終わったかも@@」
心の中は、罪悪感とあきらめで、頭の中はぐちゃぐちゃ..
両親からも「最近ずっと家にいるねぇ?」と、やさしくツッコまれ、自分は小さな声で、「いや~…近所の目が…ね」と言い訳![]()
そんなある日。
見かねた父が、まさかの一言![]()
「よし、近所に挨拶に行くぞ!」
……え、マヂ?!挨拶⁉︎
今さら⁉︎(笑+汗;;;)
*この頃はまだ元気な父で反論できない僕w
父は、営業部長から役員までのし上がった元熱血サラリーマン。まるで部下(←トニイ)を連れて“取引先にご挨拶”するようなテンションで、近所を一軒一軒、回りはじめたんです。
『奥さんを亡くして、向こうの家族とも別れて、こいつ戻ってきたんです。これからよろしくお願いします!』
そう言って、頭を下げる父の背中を見た瞬間、自分の中で何かが“ガシャン”と崩れていく..
あぁ、そうか… (←と、気づく)
自分が社会に出てからずっと探していた“理想の上司”は、この人だったんだ…
小さい頃は怖くて厳しすぎる父、ほんと近寄れなかったw
「こんな家、絶対出てやる!」と心に誓って、転勤のある会社を安易に選んだのは、実は自分を成長させるためのスタートだったと気づき…
社会に出てからも、
「優しい上司=いい人」
「厳しい上司=父と同じで苦手」
と、無意識のうちに仕分けしていた自分。
でも、父と一緒に近所を回ったあの日。
父を”苦手”と思い込んでいたことに気づく..
こだわっていたプライドは、スッと消えて、
自分の中で湧き出てきたものは、この2つ![]()
「あぁぁ、俺、やってもうた…
もう一度、人生やり直してみよう!」
そして、「この親の介護は、俺がやろう!」
と誓ったんです。
つまり、
人生を変えるきっかけとは、
自分の「心のクセ」に「気づく」こと![]()
それを教えてくれたのは、
子どもの頃から一番苦手だった「父」でした(笑)
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みんなも「気づきの瞬間」あるよね?!
いつかぜひ、聞かせてください![]()
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*写真:厳格だった父はその後”痴ほう”になりやさしく素直な人間に整いました(笑)
*約2年前:小さい頃よく父に連れて行かれた地元の公園にて
*現在は施設生活中


